帰りたくなくて泣く
いやもう、そのまんま。
帰りたくない。
新潟にいたい。
新津・阿賀野川の土手の景色。
5月の連休ぶりに、新潟へ。
好きな人と一緒になるために
離れてしまった新潟やけど、
なんかもう、帰りたい。
鮭か何かなのか、自分。
生まれ育った場所が懐かしすぎて
泣けてくる。
三川・阿賀野川の上流
自分の選択に後悔しているとか、
そういうのじゃない。
居心地いい場所があって
好きな人たちがいて。
地元愛ともまた違う。
楽しいことも、嫌なことも、全部含んだ
この気配が懐かしい。
泣けてくる。
いつも大きくて
何も言わないんだ。
黙ってピーピー泣いてる自分を
じっくり見ている。
いつか疲れ果てて
ぐっすり眠ってしまっても
まだ傍にいる。
濃厚な気配に安心しながら
今夜も意識を手放すんだ。
また帰ってくるから
また帰ってくるから
って自分に呟いて、なだめる。
目も鼻もぐしょぐしょで
どうしようもない。
嫌なら離れなければ良かったのに。
めんどくさいなー、自分。
ねぇ、でもね、
どっちも好きなんだから。
好きなら、仕方ない。